BULK SHADE -DEVELOPMENT STORY-

BULK SHADE -DEVELOPMENT STORY-

BULK SHADE 開発ストーリー

平素よりNUXDIをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

BULK SHADE 誕生までの開発ストーリーやデザインの考え方を皆さんに知っていただくことで、より製品を味わっていただけるのではないかと思いペンをとりました。キャンプ場でのくつろぎのひと時にお読みいただければ幸いです。

 

 

ディスカバリーライン

NUXDIではプロダクトラインという軸を大切にしています。
それはただの開発カテゴリーかもしれませんが、我々にとっては『道』の様なもので、お客さま共有することで同じ方向を向くことができると考えています。

お客さまが次の製品を少しだけ想像し期待する、我々がその期待を超えていく。その関係性が製品価値とお客さまとの関係性を高めると考えています。
そして、それは当ブランドの特徴であり、時に類似品からブランドを守るものだと考えています。

YAMATA NOROSHI(八岐狼煙)は『ナンバーライン』という08番からカウントダウンしていき、その数字に因んだプロダクトを作るストーリーですが、今回のバルクシェードは自然界のエレメントにフォーカスした『ディスカバリーライン』という新たなラインを作りました。

今後はぜひプロダクトラインにも注目してお楽しみいただければと思います。

 

 


 

空と鳥

そんなバルクシェードがテーマとしたエレメントは『鳥』です。

ウィングの名称は、鷲(EAGLE)、鷹(HAWK)、鳶(KITE)としており、猛禽類のサイズとウィングのサイズを大中小でリンクさせています。

ウィングはPPベルトを独特の通し方をすることで角度保持を実現できました。これは個人的に一番の気に入っています。なぜならトルクコントロールは非常に厄介なもので、実現するには多くのコストがかかります。コストをかけずに課題をクリアすることが我々に作り手に求められることです。

また、金属だけのウィングでは印象が重くなっていたのでファブリックが混ったことで全体のバランスを整える役目もありました。

 

 

 

クロウアーマー

BULK SHADEの「バルク」は「筋肥大」から取っています。現在の小型ランタンはアウトドアシーンに合わせて装飾を最小限に抑えたものが多いいように思い、パワードスーツのようにボディをバルクアップし、見た目をアップグレードできるシェードを作りたいと考えました。

また、専用品ではなく多くのランタンに接続できる「マルチ接続」を要素として開発を進め完成したのが「クロウアーマー」と呼ばれる構造体です。

肋骨にも見えますが、猛禽類が狩をする時の爪をイメージしています。そして、爪はPPベルトが落ちない様に凹凸を加えたデザインしました。

組み上げ時は爪と爪を重ねますが、最初はその間にはワッシャーを挟む予定でした。しかしエンジニアの提案で一体成形することでワッシャーを省き、部品数を削減してコストダウンに繋げました。

クロウアーマーはシンプルな機構で汎用性があり一部を反転させることでポールなどに固定することが出来ます。他にも色々な使い方ができると思います。

 

 



最後に

BULK SHADEは様々なランタンと接続できるため、組み合わせやウィングの組み方によって、ユーザーの個性を表現出きる唯一無二のランタンシェードです。

ぜひあなたの好奇心を解放し、自分らしく羽ばたかせていただければと思います。

そして、こらから他のブランドさんとコラボウィングをリリースしていきます。

既に別記事で告知しました、台湾の「NULLPIXEL」とも制作を進めており、彼らの個性を表現したウィングデザインを来年リリース予定しています。

また、ナンバーラインの「07」も来春リリース予定です。引き続きNUXDIは革新的なプロダクトを提案してまいります。

 

 

 

 

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